栄養が健康を左右する

栄養療法は他の薬品を使った投薬治療とは大きく異なります。
投薬治療は病気が発生してその病気に対する薬を調合するのに対し、栄養療法では病気になる前に健康的な体を手に入れて、病気になる事を未然に防ぐこが前提になっています。
体を家に例えると、火事になった箇所に消火活動をするのが投薬療法、火事になる前に火事になりそうな箇所を燃えにくい壁にしたり、火事になりそうな物を排除するのが栄養療法だといえるでしょう。

そんな栄養療法では、栄養療法用に作られたサプリメントを使い、薬による治療を避けるのが一般的です。
しかし、病院によっては、投薬も同時に行った治療が必要との診断を受ける場合もあります。
これは診察の際に検査をし、その結果を受けての判断になりますので、不安な場合はしっかりと説明を受けてください。

食事への制限や指導などはそこまで厳しく入るものではありませんが、ヒアリングをした際に、取り過ぎている栄養素や偏食気味にある物があれば、そこに対しての指導が入ることがあります。
これらの治療は、全て自然治癒力を高めるのが目的になっています。

自分自身の体の栄養素を最適な量に調整することができれば、本来自分が持っている免疫機能を高め、体の機能を正常に、そして最高の状態で健康維持が出来るようになります。
持病を改善したい方、風邪などの病気としっかりと体が戦える体を作りたい方は、日々の栄養を見直してみることからはじめてみましょう。